最近暖かくなってきましたが、朝や夜はまだ寒いので油断は禁物です。
風邪を引かないよう注意しましょう。
さて、今日は３月２０日、春分の日です。みなさん春分の日って何の日か知っていますか？
春分の日は国民の祝日の一つで、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として定めらています。
かつては歴代の天皇皇后らの霊を慰める儀式を行う日であったようで、今ではお彼岸として先祖の霊を慰めるためにお墓参りをする風習が残っています。
天文学的には、昼と夜の長さが同じになり、太陽が真東から昇って真西に沈む日でもあります。
また、仏教での「彼岸」とは「あの世」の事を指し、彼岸は真西の方角にあるとされています。
そのため、太陽が真西に沈む春分と秋分の日に、真西に沈む太陽を拝んで先祖を偲んだのが、お彼岸の始まりだといわれているようです。
また、お彼岸に欠かせないのは「ぼたもち」です。
ぼたもちの名前の由来は、春分の頃に咲く牡丹に見立てているからだそうです。
ちなみに、ぼたもちは「おはぎ」と呼ばれることもありますが、秋分の頃に咲く萩に見立てて作られており、秋分の日によく食べられます。
いかがだったでしょうか？最近ではただの祝日になっている春分の日ですが、成り立ちや風習などを知るとちょっと変わった気持ちで祝日が過ごせそうな気がしますよね！
伝統ある春分の日、皆さんも有意義に過ごしてください。
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西山暉
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