マナビス黒川校の山室です。
今日は真面目回。
学部学科紹介の法学部編を、片山さんから続けて紹介します。
校舎長の山室は、東京の私立大学法学部を卒業しておりますので、その話を少しだけ。
法学部とは、まぁ名前の通り法律を学ぶわけですが、特に私が属していた法律学科というのは、そこに特化しているわけですね。
多くの場合、基本六法(憲法・商法・刑法・刑事訴訟法・民法・民事訴訟法)を全体的に学びつつ、各法律の細かい内容、例えば、会社法などについて触れていくような形になります。
また、各法律の勉強には、総論と各論の違いもあり、全体を見るか、個々の細かい内容を見るか、によって大きく異なる学びが必要になるわけですね。とても複雑!
更には、法制史、つまり法律が明文化されるに至った経緯。歴史ですね、を学ぶこともします。世界史選択すればよかったと後悔しました。。。
で、何が面白いんだ、となると思います。
私が法律を学んで楽しかったなーと思うのは2点ありまして、
1つは犯罪心理学、もう1つは、私の専門にしていた刑法・刑事訴訟法の各論の勉強です。
犯罪心理学の方では、実際に犯罪を犯してしまった人への心理テストの結果の共通点や、いわゆる心理学でいうジレンマの勉強など、かなり興味を引く内容が多く、特に警察24時などでも出てくるベテラン刑事の感のようなものを分析したりと、楽しかった記憶があります。
また、刑法の各論では、どこからが犯罪でどこまでが犯罪じゃないのか、法学部特有の、いわゆる法解釈の勉強が主になります。語ると長くなるので簡単に解説すると、
万引きとは、どこからが犯罪行為成立とみなすのか、商品を手に取って店を出た瞬間なのか、そもそも万引きしようと意思をもって(例えばカメラの位置を確認してから、など)商品に手を伸ばした瞬間なのか、過去にもそのお店で窃盗行為を行っていた人がその意図を店に入った瞬間なのか、など、
法律の条文に明文化されていない犯罪行為がいつ行われたこととするのか、という解釈が非常に面白く、これを法律家達は日夜検討しているということらしいですね。面白い。
もっと身近な話にすると、どこからが浮気か、と近い話です。一気に身近に感じるでしょ?
こんな勉強を是非してみたい!もっと話聞いてみたい!
という場合は、山室まで。
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