2016年9月30日金曜日

ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
アシスタントアドバイザーの蒲です。

勉強の秋がやってきましたね。
受験生のみなさん!  秋以降が真の戦いの時期です!
夏に蓄えた知識をアウトプットすることで一気に成績は伸びます。
また現役生の成績は受験当日まで伸び続けます! これを信じて最後まで死にもの狂いで走り切りましょう!

また高校2年生のみなさんは12月から受験生になるということを意識していますか!?
12月1日になったとたん、急に受験勉強開始の笛がなります。 それに備えるために、今の時期は学習する習慣をつけましょう!
平日4時間、休日8時間が目標です。
そんな時間いきなり無理!! という人は毎日10分ずつでもいいので勉強する時間を増やしていきましょう。 何事も小さな一歩から始まります。

さて導入が長くなりましたが、本日の更新は進路の決め方についてです。
文系か理系かどっちに進むか迷い中のみなさんに向けて僕なりにアドバイスしてみようと思います。
僕は今現在大学院で研究をしている理系の院生で、さらに就職活動も経験しているので、理系の学生生活から将来行きつく先まで詳しく語れると自負しています!

まずアドバイスをするにあたって、自分自身の選択を振り返りたいと思います。

・どうやって理系を選んだか?

短刀直入にいって数学と物理化学が好きで得意だったから、ただそれだけです笑

逆に国語と歴史はまったく興味がなく苦手科目。 将来やりたいことも特にない。
だったら直近の未来である受験に照準をあわせて、それを少ない労力で乗り越えれる方、つまり理系を選ぼう。
また、理系科目の勉強だったら、大学で勉強を続けても苦ではないだろう。

これが僕が理系をえらんだ理由です。今振り返るとなかなか安直な理由ですが、正しい選択だったと思います。
理系科目が好きだったから理系。 これは意外と大事なことです。 特に理系だとほんとに大事。

理系に進むと早ければ3年生から、普通は4年生から研究室に配属され、研究生活が始まります。
研究室にもよりますが、コアタイムといってある一定の時間拘束され、平日は毎朝9時から夜6時まで実験漬けなんてこともざらです。
そうなった場合、もし自分が研究に興味がないとしたら、地獄のような毎日でしょう。 最短1年間。 院まで行けば3年。
お金がもらえれば全然耐えられそうですが、逆にお金を払って1年間頑張り続けなければいけないのは相当しんどいことです。

逆に研究に興味をもてれば、いいことづくしです。 自分の好きなことに没頭できる環境が大学には用意されている上に、海外の学会などにも参加できるようになり
自分の世界が広がります。 また研究は、自分で課題を設定し、自分なりにその解決策を考え、実際に行動して解決するという問題解決のプロセスを実際に体験できますので、
研究に没頭すればするほど、自分に課題解決の力が自然と身につきます。 ようは社会で活躍するのに必要な能力が身につくんです。
実際研究に打ち込んで結果を出している人は、就職を楽々と決めてきます。 行きたい企業1社だけ受けて、はい合格みたいな。 友達にもこのパターンが多いです。

僕のアドバイスとしては、文系より忙しいけど理系の方が将来の選択肢の幅は広いということ。理系から文系就職する人だっていっぱいいます。
でも興味がなければ、結構大変なことが待ってるかもしれなくて、逆に興味があれば、世界も広がるし、能力もつくし最高な環境だよということです。

・逆に文系を選んでいたら??

理系科目大好き、文系科目大嫌い(ただし英語は大好き)な僕がもし文系を選んでいたらどうなっていたのか。少し考えてみることにします。
ただし、この話には文系を選んでいても行きたい大学に入れたという無茶な仮定をさせてください笑

文系に行くなら、おそらく経済学部を選んでいたでしょう。 理由は文系の中では一番興味があるからです。 世の中を動かす金融や経済には少し関心があります。
そして、経済学部に入っていたら。 これは勝手な推測ですが、遊び呆けて中身のまったくない人間になり、就活で失敗する。 こんなビジョンが容易に想像してしまいます笑

大学にもよりますが、文系に行くとすごい自由です。 理系と比較してですが、圧倒的に時間があります。 特に3年生、4年生は週1回しか講義がないというのが普通だったりします。
行動力のある人、また将来の目標(弁護士や公認会計士など)がある人はその有り余った時間を有意義に過ごします。 たとえば、起業してみるとか、将来のためにTACなどに通い勉強するとか、英語を話せるようになるために留学するとか。

ですが、僕には将来やりたいことが見つかっていなかったので、おそらく暇な時間を有意義には過ごせなかったでしょう。 また、基本的に授業というものを今までまともにちゃんと聞いたことがない人間なため、
大学の講義も適当に受けることが予想されます。そうなると大学で興味をそそられるものにも出会えず、4年間を遊び呆けて無駄にする。 で、やりたことも誇れるエピソードも何一つないまま就活を迎え、結果失敗するというビジョンがはっきり見えます笑

以上から、講義をじっと長いこと聞けず、行動力がなく、意識が低い人間が文系に行くと、就活で失敗する可能性が高まるよというのがアドバイスです笑
しかし、こういっては元も子もないのですが、自分の性格など出会う人よってすぐに変わるものだと思うので、結局は大学でどんな人と出会うかという運次第な気もします。

なので、勉強意欲と行動力がなく、意識が低く、将来やりたいこともない人間が文系に進む場合、多種多様な人に出会えて刺激を受けれるような環境に身を置いた方がいいと思いますので、そういう人は都心の大学にかよったほうがいいと思います。交流する人間が増えれば増えるほど、色んな価値観を知る事ができ、多くの経験を積むことができます。


・学部はどう選ぶべきなのか??

これに関してはもう、自分が少しでも興味があるものを選べと言うほかにないです。
大学の各ゼミや研究室は個別のホームページがあって、そこに研究内容が載っているので読んでみるといいと思います。 いろいろ読んでみると、各学部、学科でどんなことをやっているのか具体的にわかってきます。
そして、ここ面白そう!と思ったらそこの学部に入ればいいだけのこと。

ただ、「どれも興味がない。」という人は、文系なら経済学部、理系なら工学部がいいと個人的には思います。 一般的に経済学部と工学部は就職先が広いからです。
工学部の中でも、機械系や電気電子系、情報系はやはり他の専攻よりも圧倒的に就職先が広いように就活をしていて感じました。



今回の更新は以上になります!
いかかでしたでしょうか? 進路のアドバイスは人によって大きく違うので、いろんな人から話を聞いてみるといいと思います。 マナビスには文学部や教育学部、また農学部でドクターを取った人などいろんな経歴を持った人いるので、いいアドバイスがもらえますよ!!



河合塾マナビス 
アシスタントアドバイザー
蒲 晃平