2018年5月21日月曜日

最近研究室でよく言われるやつ

こんにちは、アシスタントアドバイザーの山田です。
さて、いきなりですが皆さんは「プログラミング」という言葉を聞くと、どのようなことを想像しますか?
機械やパソコンに関する専門知識ですか?これから大学で沢山勉強しようと思っている人もいれば、自分は文系だから関係ない・・・と思う人もいるでしょうか。実はこのプログラミング、なんと2020年から小学校以降の必修科目化が検討されています。

もちろん、小学校からいきなり複雑なスクリプトを組んだりパソコンをバリバリ使えるようにならなければならない・・・というものではありませんが、「プログラミング」を通じて「プログラミング的思考力」を身に付けることが、今後求められるということです。プログラミング必修化の背景には、今後の社会情勢の流れを想定したときに、ITにかかわる人材が多く必要になるであろうという予測や、日本にはそのための人材が十分に育っていないという懸念があります。ですが、国民全員が国際的にITという世界で十分に戦えるように・・・という目的はないといわれています。そもそもそんな状態は現実的ではありませんからね。大切なのは、今後よりいっそう私たちの生活に密接にリンクしてくるであろう、パソコンやスマートフォン、インターネットなどのIT産業に対する、基礎的な理解の底上げが目的です。様々な授業を通じて、「自分が求めることを実現するために、必要な動作や記号、またそれらの組み合わせを考え、どのように改善すればより意図したものに近くのかを考える論理的思考」つまり「プログラミング的思考」を身に付けるのが目的となっています。

実際のどのような授業が想定されているのかというと、まずは総合的な学習でプログラミングの基本を学んだ上で、理科では電気製品に組み込まれているプログラミングに関する知識を深めたり、算数では図の組み合わせでプログラミング的思考を鍛えたり、算数との相関関係について力をつけていきます。実際の授業内容はこれからも議論が必要なものではありますが、今後の日本という国を支える教育の一端にこういった流れが組み込まれていくのは確かなようです。

すでに小中学校を卒業した皆さんは、これらの授業を実際に受けることはありませんが、身に付けるべき力のひとつとして頭の隅に置いておくといいかもしれませんね。




河合塾マナビス黒川校
アシスタントアドバイザー
山田 英史




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