さて、突然ですが、皆さんは志望大学・学部は決まっているでしょうか?
3年生は決まっているかと思いますが、1・2年生はまだ決まっていない人も
いるんじゃないでしょうか?
志望校が決まればこれからの計画も立てられるし、モチベーションもあがって勉強にも
いっそう身が入っていくかと思います。よいことばかりなので、早いうちに志望校について
考えていきましょう。
志望校を決めるにあたって、国公立か私立かについて考えるのは避けられないでしょう。
でも、イマイチ国公立と私立の違いがよく分からないって人もいるんじゃないでしょうか。
今回は国公立と私立の違いをいくつか紹介したいと思います。
○国公立大学の特徴
・学費が安い
国立大学は国から多くの助成金を受け取っているため、学費が私立に比べて
安い傾向にあります。文系、理系、医学部に関わらず学費が一定なのも特徴です。
大学によって異なりますが、年間の授業料平均は文系で20万円、理系で40万円、
医歯系で200万円ほど私立大学と差があるようです。
・研究設備が充実
上にも挙げたとおり、国立大学は国からの助成金を受け取っており、設備にも十分にお金をかける事ができるため、実験や研究の設備が整っている傾向にあります。
特に理系では、学年が上がれば研究室に配属され自分で研究を行う事もあるので、
設備が整っている事も重要な判断材料になります。
・教員一人当たりの生徒数が少ない
国公立大学は教員一人当たりに対しての生徒数が少ない傾向にあります。このことは、
生徒一人ひとりがより教員と密接に関わる事ができ、より質の高い教育を
受けられる事を意味します。
〇私立大学の特徴
・キャンパスが魅力的
私立大学は、よりたくさんの生徒を集めるために、大学のキャンパスが都心に
位置していたり、斬新でデザイン性の高い建物だったりすることが多いです。
4年間ないし6年間通う大学ですので、キャンパスの雰囲気もきちんと考えたいところです。
・就職に強い
私立大学は国公立に比べて生徒数がはるかに多いため、学閥などができやすいと
言われています。企業などに多くのOB・OGがいるため、就職に有利と言われる事も
多いです。
・選択肢が多い
私立大学の方針は国に左右されないので、私立大学の校風は非常に様々です。また、
大学の数ははるかに私立大学のほうが多いため、より自分に合った大学を見つけやすい
のではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。いくつか特徴を挙げてみましたが、私立と国公立の違いは
これだけではありません。自分でも調べて、自分だけの第一志望大学を決めて、
目標に向けて頑張っていきましょう!
河合塾マナビス黒川校
アシスタントアドバイザー
山田 英史
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